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小説 inクリムゾンの迷宮

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
(1999/04)
貴志 祐介

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久しぶりに読み切りましたよ。やっぱりこの本面白い。
10数年前のホラーだとは思えないほど。。
でもやっぱり、この作品が今の時代に出ていたらもう少し違ってたかなというのはありますね。携帯電話ひとつあるだけでぜんぜん話の内容が変わってきたかと思う。

「火星の迷宮」という創作ゲームブックを踏襲した大人版バトルロワイヤルといったこの物語、主人公の藤木芳彦がなんの前触れもなく連れて来られてしまったオーストラリアのバングル・バングルという自然公園で繰り広げる生と死を賭けたゼロサムゲーム。
社会不適合者の男女九人が何者かの思惑で狭い空間を主人公と相棒でありヒロインの大友藍が駆け回り、知識と勇気を駆使して生き残ろうとする姿ははらはらしっぱなしでした。
ゲーム、特にRPGやゲームブックなどが好きな人は何の躊躇いもなく入り込める本だと思います。

ホラー的な恐怖以外にもバングル・バングルという過酷な環境が実に明確に描かれていて行った事もないくせにその地を歩いているような気分に。
三日間も降り続ける大雨、脂っぽいトカゲを焼いて食べる、アボリジニの知恵から来たグラウンド・オーブン、世界で三位に入る猛毒と凶暴性を持つ蛇の谷などなど、日本では決して見る事もできない劣悪な環境下でのサバイバル風景も面白いです。

同作者の「黒い家」も好きだったのですが、こちらはより異世界めいていて単なる殺人事件などという枠を逸脱しています。結末を知ってしまうと二度と楽しめないんではないかと当初読んだ時は思いましたが、まったくそんな事は無かったです。二回三回と繰り返して読んでもやっぱり面白い。

2010/01/11(月) | | トラックバック(0) | コメント(0)

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