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本 in大尉のいのしし狩り

大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)
(2005/06)
デイヴィッド イーリイ

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面白かったです。

いくつかの短編がまとめられた短編集なわけですが、表題作の「大尉のいのしし狩り」の他に「ぐずぐずしていられない」「歩を数える」「昔に帰れ」といった約10本の短編がまた面白い。

全体的には世にも奇妙な物語のように、まったく通常の家庭・世界で暮らしている人々がだんだんと不思議な世界に入り込んでしまい、ラストシーンが悲劇的な作品が多い…のですが、中には最後に感動できる「走る男」、やたらと考えさせられる「スターリングの仲間たち」などの力作もあります。

特にこの「走る男」のあらすじは昔夢見ていたスポーツ選手になれなかった男が中年になった時にその夢の代弁者であるような幻の若い走者に毎日のように出会い、発狂寸前にまで追い込まれてしまうという物語なのですが、この話って実際に世にも奇妙な物語にもあったような気が。
タイトルは忘れましたがやっぱり昔の夢を忘れた頃に当時の自分が出てきて…という話だったと思いますが、ともかく世にも奇妙な物語海外版と言ってもいいような内容ばかり。

また、「昔に帰れ」はAWM賞を受賞した作品。手に入れた小屋を舞台に1890年代の格好と生活を身につけた若い男女がやがて来訪する観光客という外の世界の干渉と観賞によりその生活が破壊され、壊されていくという様を実にリアルに書いています。

世にも奇妙な物語が好きな人にはオススメな本。

2008/05/31(土) | | トラックバック(0) | コメント(0)

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